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NEWS & DIARY Kamihaneda Cellar

2024.02.15

村上隆もののけ京都展

現代美術の最前線で活躍する村上隆の大規模な個展を、今年度開館90周年を迎える京都市京セラ美術館において開催いたします。
村上隆(1962年生まれ)は、マンガやアニメといったポピュラーカルチャーなどの引用やそれらとのコラボレーションを通して、アートの価値や本質的な意味を問いかけてきました。そのキャリアは、欧米が事実上の規範となっている国際的なアートシーンに、日本から独自の視点で挑み、剌激を与え続けてきた営みであると言えます。高い評価を受ける村上の作品は、世界各地の美術館でコレクションされており、『アートレビュー』誌の「Power 100(アート界で最も影響力のある100人)」には10年連続で選出されています。


江戸期に絵師たちが活躍した京都に深い関心を持ち、インスピレーションを得てきた村上にとって、本展は国内で約8年ぶり、東京以外で初めての大規模個展となります。現在、《金色の空の夏のお花畑》(2023年[図版1])や、「光琳」シリーズ(2023年[図版2、3])など日本美術に想を得た作品の本展特別バージョンを制作中であるほか、京都とその歴史を参照した数々の新作を構想しており、美しい伝統と都市の活気とが交差する京都を舞台に初公開いたします。常に圧倒的な美的領域を構築してきた村上隆の新たな世界にご期待ください。

やっは!村上さんの作品は素晴らしい!