GALLERY
手編みのウールソックス「しろはこ」展
2023.1.11-2023.2.28
「しろはこ」さんの言葉を引用させて頂きます→【靴下について】きれいな色には元気がもらえるような気がします。足元を見た時きれいな色が見えるように、同じものがひとつとない色合わせを考えて作っています。欲しい色の毛糸がないときは、自分で染める事もあります。 家には毛糸を入れている白い段ボールが3箱+ストックの箱が1箱ありますが、その中に今まで集めた毛糸が山のように入っています。それでも使いたい色の毛糸がない!と探すことがよくあります。色以外にも、毛糸の素材そのものの雰囲気も柔らかかったり軽かったり色々でとても魅力的です。編んでるとひつじがつけた草の繊維がそのまま毛糸に絡まってることもあります。 毛糸のなかには、洗濯機でも洗える靴下用のものもありますが、やっぱりウール100%の防縮加工されてないものに比べると、通気性や防湿性、温かさが違うように思います。 そんな毛糸をより温かく、強度も持たせるため2、3本合わせて編んでいるのでボリュームのある靴下になっています。ウール100%の毛糸の中には少しチクチクするのが気になるものもありますが、その場合は中に薄手の靴下を履いてもらうと解消できると思います。 この時期、冷え性の方、お家の中でも大活躍間違いない! かぶりなしの一点物、可愛い手編みソックス。初日から、どんどん嫁いでいってます。 大至急ご覧になりにお越し下さい。
ARTIST PROFILE
ふじわら ちあき しろはこ
「しろはこ」という名前は毛糸の入っている箱から名前をつけました。もともと靴下が好きで、子供が産まれてから温かくて色がきれいな靴下がほしくて靴下の編み方を探したところ「猪谷さんの靴下(※1)」と出会い、靴下編みをはじめました。 ※1 猪谷さんの靴下:日本スキーの草分けである猪谷六合雄(いがやくにお)さんが考えられた編み方で編んだ靴下。猪谷さんは靴下だけではなく、「必要を超えたものを作らず、すべてが簡素で明朗なものでありたい」という、独自の生活哲学の中なんでも自分でつくる、工夫と発案の天才だったそうです。